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​Inclusion

誰一人取り残さない豊かな社会へ

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不利な立場にある
子どもたちのために。

多文化共生教育・国際教育協力

乾 美紀 教授

​貧困、マイノリティ、開発途上国など、不利な立場にある子どもたちが平等な教育機会を享受するにはどうすればいいか研究しています。ゼミ生と一緒に姫路や神戸に住む外国人の子どもたちの学習を支援したり、ラオスに学校を建設する活動をしたりして、子どもたちが質の高い教育を受けることにつながる実践を続けています。

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​真のインクルージョンとは?
寛容について考える。

西洋哲学・倫理学 西村 洋平 准教授

寛容とはただ我慢することではありません。差別感情を持つ人がヘイトスピーチを控えても寛容とは言えないでしょう。また「外国人大好き」のように何でも喜んで受け入れることや、「どうでもいい」といった無関心とも異なります。寛容とは、相手の考え・生き方を受け入れられないと思いながら、それを多様な価値基準から評価し尊重することです。真のインクルージョン実現にとって鍵となる寛容について考えています。

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個人の尊厳を基軸に
性・家族のあり方を
​見つめ直す。

家族法という法領域を専門に研究しています。家庭という居場所は、親密圏として個人を包み育むゆりかごとなる場合もあれば、その閉鎖性や内在する力関係から自己犠牲を強いる檻となる場合もあります。現行憲法24条の謳う「個人の尊厳」の実現にむけて、社会的に弱い立場にある人々の権利保障や家族の実態に即した法的支援を行っていくための理論的枠組みについて検討しています。

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人間を排除する
現代の社会構造を
​根本から問う。

福祉社会学 竹端 寛 准教授

福祉課題を掘り下げながら、日本社会の「生きづらさ」について研究しています。社会的に排除される人々を生み出すプロセスや社会構造を解き明かすことで、より多様でインクルーシブな日本社会に変化していくヒントが見えてきます。ケアや支援の豊かな世界を探る中で、生産性至上主義の日本社会の歪みを捉え、より幸福な社会とは何かを探求しています。

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マイノリティ文学を
通して
公正の​意識を養う。

アメリカ文学 柳楽 有里 准教授

アメリカ文学を研究しています。なかでもアメリカ国内の複雑な差別構造に注目し、アメリカ黒人作家たちが黒人コミュニティ内部の階級・ジェンダーの問題とどのように向き合ってきたのかを研究しています。マイノリティ作家の作品研究は、アメリカに留まらない幅広い文脈において、現代社会のあり方についての示唆を含んでいます。

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災害に直面した
人々が詠う詩から

何を学ぶべきか。

アメリカ文学・環境文学 

高橋 綾子 教授

21世紀を生きる私たちは、人間活動の結果生み出された地球規模の気候変動と環境汚染に直面しています。私の専門であるアメリカ文学及び環境文学も、地球規模の環境汚染に対して、危機意識と終末感を顕す文学的言説を通し、環境正義に基づき、その深刻さを読者に伝えています。私は日本の災害文学を環境文学の中で捉えなおし世界に伝える教育研究活動をしています。

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途上国での食育は
現地の人と一緒に
​つくっていく。

栄養生理学・栄養教育 永井 成美 教授

健康につながる食環境づくりや食育について、栄養学、行動科学の観点から研究しています。日本には、食育を担う栄養教諭制度と、世界でトップクラスの質を誇る学校給食がありますが、給食の開始は戦後の子どもの低栄養改善に遡るものでした。今も栄養面で多くの問題を抱える発展途上国で、現地調査や関係者との協働作業から栄養改善につながる食育や学校給食のあり方を提案し、現地での食の授業も行っています。

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低栄養の方に
安全な栄養療法を

臨床栄養・代謝栄養 田中 更沙 助教

日本には高齢者や病気による低栄養の方が多く、健康問題の一つです。低栄養を改善するために十分量の栄養を摂取すると、リフィーディングシンドロームが起こることがあります。リフィーディングシンドロームは意識障害や心不全になるため発症予防が重要です。しかし、発症メカニズムなど詳細は不明です。そこでメカニズムの解明、予防・治療法の研究を行い、安全な栄養療法の開発を目指しています。

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若い世代にこそ
健康的な環境と
​食習慣を。

公衆栄養学 中出 麻紀子 准教授

若年成人は未来を担う重要な世代であるにも関わらず、食習慣の乱れが危惧されており、対策も十分ではありません。そこで若年成人を対象とし、健康的な食事や食習慣(例えば朝食摂取、十分な野菜摂取、バランスの良い食事など)の関連要因の研究や、健康的な食事を可能にする食環境整備の研究、心理に着目した行動変容の研究などを行っています。

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